★「積み立て投信」を始めてみよう!

初心者にとって、買い時に迷うでしょうが、おすすめは「まず小額で買ってみる」ことです。相場の流れには「満ち潮」と「引き潮」があり、それを覚えておくとプロの方には買い時は見えてくるそうですが、自分で判断できるようになるには時間と経験が必要です。そこで初心者でもより高い確率で「投資で利益を上げられる方法」を見つけました。
それが「積み立て投資信託」なんです。
積み立てというのは毎月天引きで自動引き落としにしておけば、ほおっておいても自動的に積み立ててくれますから楽ですよ。やり方は積み立て定期預金をイメージしてみるといいです。毎月決まった日に決まった額で、同じ投資信託を買っていく。これならば「いつ買おうか」と悩む必要がないので簡単に出来ます。
積み立てにすると何がいいかというと、株価に限らず値段が変動するものに関しては、定期的に一定額ずつ購入すると、「安いときにはたくさん」買えて、「高いときには少しだけ」買うことになります。それをトータルで見ると、単純平均よりも安く買えるんです。
わかりやすくオレンジで説明してみましょう。毎月3万円ずつオレンジを買ったとします。
オレンジの値段は300円、200円、100円と安くなると、購入数は増えます。そうするとオレンジの平均価格は200円ですが、実際の購入単価は平均163.6円になります。
購入金額 オレンジの値段 購入数
1月 30,000 円 300 円 100 個
2月 30,000 円 200 円 150 個
3月 30,000 円 100 円 300 個
● オレンジ1個の単純平均は200円だったが・・・
合計金額 合計購入数
90,000円 ÷ 550 個 = 163.6 円
平均購入単価は36 円安い!
同じように、毎月決まった日に3万円ずつインデックスファンドを買っていくと、安いときもあれば、高いときもあるでしょう。安いときに買うと、口数を多く買えるんです。「口数」とは、投資信託はどれでも最初は基準価格が「1万円 = 1口(または1万口)」からスタートするんです。それが上がり下がりを経て今日時点の基準価格が「6000円」だとします。すると口数は1万口で一定なんですが、価格は0.6倍に下がったことになります。その価格であなたが3万円分買うと「3÷0.6= 5 口」を買えるわけです。さらに基準価格が下がっていくと、口数を多く買えるので、平均購入価格割安で買えるんです。
インデックスファンドを毎月3万円ずつ定期積み立てすると・・・
購入金額 基準価格 購入口数
1月 30,000 円 6,000 円 5 口
2月 30,000 円 4,000 円 7.5 口
3月 30,000 円 3,000 円 10 口
● 平均基準価格は4,333円だったが・・・
合計金額 合計購入口数 平均購入単価
90,000円 ÷ 22.5 口 = 4,000 円
平均購入単価は 333円安い!

上がり始めると、利益はどんどん出てくる
値段が上がっていく時はどうなるか。オレンジの説明に戻りますが、9万円で550個買ってあります。それが、4月には高騰して1個400円に値上がりしました。するといくらで売れますか? 「550個×400円= 22 万円」つまり9万円で買ったものが22万円で売れるわけで、差し引き13万円の利益です。
インデックスファンドの例でいくと、今まで9万円で22.5口買えたファンドが、4月に基準価格が7000円に上がりました。そうすると利益はどうなりますか? 「22.5口×7000円= 15万7500円」で差し引き6万7500の利益になるんです。(税金・手数料は別途引かれます)。
上がり下がりを気にせず、定期的に積み立てていこう!
つまり、安いときにたくさんの口数を買えるので、全体の口数が増えていきます。そうすると、いざ上昇局面に入ると利益がどんどん出てくるわけです。これが「積み立て投信」の最大の強みなんです。下がったときにも機械的に口数を多く買えるので、反転して上がったときの利益が大きくなる。だから、どういう局面でも長期的に続けていくと、利益を上げる可能性が非常に高くなる。いってみれば「全天候型の長期投資法」です。ただし、ずっと下降線をたどっているときは含み損がたまっていくので、そのときは我慢、我慢です。でも日経平均でいえば、ずっと下げが続くわけでもないので、上がるときを待って買い続ければいいんです。これが「初心者でも高い確率で投資で利益を上げる方法」です。月1万円からでも始められます。